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リスクを金額でそろえる
簡単のため、資金を2銘柄に分散する場合を考えます。銘柄Aの値動きは1日に5%くらい、銘柄Bの値動きは1日に1%くらいであるとしましょう。
このとき、損切りのポイントを、例えば、『買値から0.5%下げたら損切り』のように一律に決めるは合理的でしょうか?
銘柄Aは簡単に損切りに引っかかってしまいますが、銘柄Bはずっと引っかかりにくいですね。
また、うまく行った場合も銘柄Aは利益率が高くなりそうですが、銘柄Bはあまり期待できません。
つまり、2銘柄に分散しているつもりでも、銘柄Aの結果でほとんど全体の結果が決まってしまうのです。ハッキリ言って、うまく分散できていないわけです。
それでは、どうすれば良いでしょうか?
次のようにすれば良いと思います。
@ 値動きの激しさに比例した損切り幅(%)を設定する。
A それぞれの損切り幅を金額に換算したとき等しくなるように買う。
銘柄Aは銘柄Bの5倍値動きが激しいわけですから、仮に銘柄Bの損切りポイントを買値から0.5%下げた価格とすると、銘柄Aの損切りポイントは買値から2.5%下げた価格に設定します。(0.5%×5=2.5%)これが上記の@です。
次に1トレードで許容できる損失額を仮に10,000円とすると、銘柄Aは株価が2.5%変動したときに(ほぼ)10,000円になるように買う株数を決めます。同様に、銘柄Bは株価が0.5%変動したときに(ほぼ)10,000円になるように買う株数を決めます。これが上記のAです。
これで、銘柄Aと銘柄Bは同じ重みで損益に寄与することになります。
この手のテクニックについては、下記の本に詳しい記述があります。ご存知ない方は、一度見てみると良いかもしれません。(ただし、トレードのスタイルはデイトレードではありません。)
『タートル流 投資の魔術』 カーティス・フェイス著(徳間書店)